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2009.10.22

八雲夫妻 広場に仲良く

海士にブロンズ像 「鏡浦湾」眺める姿
 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン、1850~1904)がセツ夫人と訪れ、鏡のように美しい景色から「鏡浦湾」と名付けた海士町の菱浦港近くの広場に、小泉夫妻が海を眺める姿のブロンズ像が建設された。像を建てた町は「秋が過ぎると観光客は減少するが、11月22日の『いい夫婦の日』前後に八雲のように夫婦で訪れ、のんびりと島で過ごしてもらえれば」と期待している。

 大理石のベンチに仲良く湾を向いて座る姿で、高さは約1・3メートル。菱浦港から約500メートル南で、かつて八雲が夫妻で投宿した旅館の跡地を含む広場に建設された。

 夫妻は1892年に島を訪れ、海水浴を楽しんだり、近所の娘が機織りをする様子を眺めたりして過ごしたといい、その時の文献や、写真などを参考にデザインされた。全国を旅した夫妻の胸像やレリーフは国内各地にあるが、夫妻そろっての全体像は珍しいという。

 隣には、八雲が手紙によく書き添えていた八咫烏(やたがらす)の像も建てられている。

(2009年10月22日 読売新聞)

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